今日から11月です。
今朝は、紅葉が美しい妙高山が雄姿を見せてくれています。
我家の庭では、生垣のドウダンツツジの紅葉が始り、紫色のノコンギクや黄色のマルハイソギクが咲き、すっかり秋色の風景になりました。
先週末 女将が右手の痺れで病院にかかった時に、MRIの画像診断時に隣室からKドクターが来て下さったと聞き、上越の地域医療に尽力されておられることに胸が熱くなり、昨年1月に手指と手首の手術で大変お世話になったことが懐かしく思い出されます。
もう蕎麦が一生打てなくなるのでは・・・と思い悩んだ日々を思い出しました。
Kドクターのお陰で完治し、蕎麦打ちを楽しみながら遠方からのお客様に心からの蕎麦を打ち元気に店を営業しております。この場を借りて、改めて感謝申し上げます。
紅葉の美しい妙高連山を見ながら、是非一郷庵の新蕎麦を食べにお出かけください。
★「摘み草天ぷらとおせいろ」は、当日の朝、材料を摘みにいくため天候によりその日に提供できない場合がありますがご了承ください。
(予め電話で確認をお願いします。)
★「おろしぶっかけ」は、寒さで甘味が増した我が家の畑で育てた無農薬の大根をたっぷり使用しております。新蕎麦の香りを楽しみながら味わえる一品です。
※「今月の蕎麦膳」(平日限定:要予約)
籠もりの天ぷらの懐紙は、女将が一枚いちまい季節感のある和歌を書でしたためております。今月からは、拾遺和歌集の中から秋を感じる和歌を選びました。
「あいびきの 山かきくもり しぐれども
紅葉はいとど 照りまさりけれ 紀貫之」
訳:山の辺り一面暗くなって 時雨れるけれど 紅葉の色は 一段と照り勝っていることだの意味