6月(水無月)になりました

本日快晴
 今朝の岡沢の郷は、妙高山に新緑が眩しく映え、田んぼには早苗が植えられ美しい田園風景が広がっています。私の大好きな風景です。

爽やかな新緑の季節にふさわしい好きな句を紹介します。
「六月を きれいな風の ふくことよ」 正岡子規

 昨年の今頃は、右手小指と手首の手術の治療をしながら、少しづつ蕎麦を打ち営業再開をしていました。改めて健康のありがたさや蕎麦を打てる幸せを感じております。

 今月の蕎麦膳のサラダは、我が家自家製の無農薬野菜玉ねぎを使用し、季節の花を中心にした天ぷらに添えてお出しております。(平日限定です。)
 蕎麦膳の天ぷらの懐紙は、女将が一枚いちまい良寛さんの季節にあった句を書いております。良寛さんの句にふれてみるのも楽しいかも・・・
今月の歌
「春と秋 いずれ恋ぬとはあらねども
    蛙鳴くころ 山吹の花    良寛」

訳:春と秋のうち、どちらに強く心ひかれるというのではないが、蛙が鳴きはじめたり、山吹の黄色い花が咲く時期はまことに素晴らしいことよ

 我が家の庭では、白い梅花ウツギや白雪ゲシ、深紅のバラが咲き始め、ラメ入りのメダカが元気に石臼の中で泳いでいます。
 新緑の妙高連山を見ながら、是非一郷庵へお蕎麦をたべにお出かけください。
お待ちしております。






 

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