2月(旧暦:如月)になりました。

 早いもので、もう2月になりました。
今年は 1月上旬の小雪から、大雪の2月の大変な始まりになりました。
 その雪の中を一郷庵へ来て下さるお客様をお迎えするために、我が一郷庵最大の助っ人35馬力のピーターで毎日駐車場(5台)を確保しております。安心してご来庵ください。

 今朝の白雪の妙高連山は、朝焼けの美しい雄姿を私達に見せてくれています。
今日から始まる我家の孫が妙高高原での二泊3日のスキ―授業が高校生の楽しい思い出になるよう、又生きている皆が幸せだと思える一日でありますよう祈りました。

 如月「きさらぎ」は和風月名で、陽気が更「気更来」の説や春に向けて草木が生え始める「生更木」になった説があるとか・・・

<今月の蕎麦膳>の和歌です。
 今月は干し柿の天ぷらとむかごを海老と共にお出ししております。
 蕎麦膳につける籠もり天ぷらの懐紙は、女将が一枚いちまい心を込めて毛筆で手書きしております。
 良寛さんの毎月変わる和歌にふれるのも楽しいかも・・・です。

「つぼスミレ 咲くなる野辺に 
鳴く雲雀 
        聞けどもあかず 永き春日に  良寛

訳:日が長くなり、つぼ菫が咲き出したであろう春の野に鳴く雲雀の声はいくら聞いても飽きないことだの意味です。 


 

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