今年の1月は、おかげさまで小雪でもあり、身体も健康で元気に営業しております。
冷たい水でさらした蕎麦は又格別・・・とお客様が言われておりました。
嬉しい言葉ですね。これを励みに毎日蕎麦と向き合っております。
厳冬の妙高山を見ながら、小雪の岡沢へ「一郷庵の蕎麦」を食べにお出かけください。
この時期になると思い出す大好きな歌があります。
君が為 春の野に出でて 若菜摘む
我が衣手に 雪は降りつつ 光考天皇
訳:貴女に差し上げる為 春の野原に出かけ若葉を摘んでいると 私の着物の袖にしきりと雪が降りかかってきます。
大切な人の長寿を願い、春の野草を贈ったときに添えた歌だとのことです。
高校生の孫が、学校で百人一首の大会があるとのことで、昔使っていたものを見せてあげました。40年位前の百人一首の箱にカセットテープと共に入っていました。
歴史を感じ、次の世代に繋がる日本の文化だと思い懐かしくなりました。
一郷庵の玄関先には、ふきのとうが未だ固い蕾ですが、皆さまをお出迎えいたしております。