今朝の妙高山は夏空にぴったりの美しい雄姿を私たちに見せてくれました。
岡沢の郷では、美しい青田の田園風景が広がっています。
澄んだ空気の中で見る青田の美しさに感動し、この地に住んでよかったと思える瞬間でもあります。
「山滴る(やましたたる)」という夏の山を表す季語をこの季節になると思い出します。
山に茂る草木の緑が陽射しを浴び、滴り落ちるように見える夏の山を掲揚する言葉です。
自然の力強さや生命の息吹きがイメージされ、爽やかさも伝わってきます。
我が家の庭では、夏のシンボルツリーのナツツバキや白い夾竹桃が咲きはじめ、半夏生や紫陽花が色とりどりに花をさかせております。
夏休みにくる孫たち専用のスイカ畑のスイカも元気にそだっています。
一郷庵の畑では、無農薬の夏野菜が沢山取れ始めました。朝採りのキュウリはお漬物に、ナスやシシトウは天ぷらの材料として使用しております。
※今月の蕎麦膳の和歌です。(平日限定:要予約)
「ことさらに 我が身に来れば 朝霧に
立ち隠しけり おみなえしの花 良寛」
訳:野原にわざわざ私が見にきたところ 朝霧がおみなえしの花をすっかりかくしていたことだの意味