6月の岡沢の郷は、残雪の妙高山に新緑が眩しく映え、早苗の植えられた田んぼの美しい田園風景が広がっています。
私の大好きな岡沢の風景です。残念ですが今朝は雨で妙高山が見れないので、二日前に撮した風景を紹介します。
晴れた日の妙高連山を見ながら、是非一郷庵へお出かけください。
心よりお待ちしております。
爽やかな新緑の季節にふさわしい好きな句を紹介します。
「六月を きれいな風の 吹くことよ」 正岡子規
我が家の庭では、春のシンボルツリーのヤマボウシが白い花を咲かせ始め、ラメ入りのメダカも雪深い冬を乗り越え元気に石臼の中で泳いでいます。
そば膳の天ぷらの懐紙は、女将が一枚いちまい手書きの書で書いております。
季節に合った良寛さんの句に、お蕎麦と共に触れてみるのも楽しいかも・・・
今月の句
「春と秋 いずれ恋ぬとは あらねども
蛙鳴く頃 山吹の花 良寛」
訳:春と秋のうち どちらに強く心惹かれるというのではないが 蛙が泣き始めたり、山吹の花が咲く時期は、誠に素晴らしいことよ。
過日インバウンドで来日されたオーストラリアの10名の方達に蕎麦打ち体験を指導しました。皆さん興味深々でした。