今日から2月です。
旧暦如月には、希望の月、最初からやり直すチャンスの月の意味があると知りました。
能登半島地震から一年が過ぎているにも拘わらず、未だに復旧が進んでいない報道に心が痛みます。今日の新聞に石川県外の公営住宅へ避難した世帯のうち44%が石川へ戻らないとの意向をしめす報道がのっていました。
改めて、安心して住めることのありがたさを感じております。
今年は、例年より雪が少なく一郷庵の駐車場も確保してあります。
一郷庵で、冷たい水できりッとしめた本格手打ち蕎麦を是非ご堪能ください。
今日の妙高山は雲に覆われてよく見えませんが、毎日妙高連山を仰ぎながらの生活に穏やかな幸せを感じております。一郷庵の玄関のビオラやプリムラの花々に元気をもらっています。
※岡沢に伝わる冬限定の「昔ながらの取り汁蕎麦」をはじめました。
鶏肉とごぼうとネギをじっくり煮込んだ暖かいお汁をぶっかけていただきます。
※今月の「そば膳」の天ぷらの懐紙の和歌です。
そば膳の天ぷらの懐紙に書かれている和歌は、女将が毎月季節感のあるものを一枚毎に書いております。
少しだけ万葉の世界をお楽しみください。
「かたばかり つぼむと花を 思うより
そそまた心 ものになるらん 山家集より」
訳:ほんの形ばかりの桜の花がつぼみ始めたと思うと、それも今年もなた心は桜により占められることになるのかなの意味