台風が日本列島に居座り、なかなか天気がはっきりしない日が続いております。
岡澤の郷から見える今朝の妙高山は、朝日があたり雄大で美しい姿をみせてくれています。
田園風景も黄金色した稲穂がたわわに実り頭が少し垂れて、秋の刈り入れが始まる風景に変わりました。

　我が家の庭では、暑さの厳しかった夏を越え秋色に少しづつ変わってきました。
赤く色づいたほおづきや紅葉をしはじめたピンキーウィンキーが秋のはじまりを感じさせてくれます。メキシカンブッシュセージにも紫色の花が咲きはじめました。

　秋風を感じながら、東屋で朝打ちの本格手打ちそばを食べるのもお勧めです。
ゆっくりとお過ごしください。
　
　今月の蕎麦膳の天ぷらの懐紙の和歌は、良寛さんの秋を詠んだ句を書いてみました。
書で秋を感じていただけたら幸いです。
蕎麦膳にお付けする玉ねぎサラダは、自家製の無農薬玉ねぎを使用しております。
トッピングの蕎麦米のカリカリの食感をお楽しみください。

※今月の蕎麦膳（平日限定：要予約）
「秋の夜の　小夜ふくるまで　柴の戸に
　　　語りしことを　いつか忘れむ」　　良寛

訳：秋の夜長に、夜がふけるまで、粗末な庵で語り合ったことをいつ忘れるだろうか。忘れることはないの意